応援力を身につけたい

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先日面白い記事を見つけました。

日本が好きなだけなんだよ 海外メディアから見た日本のマスコミの麻生叩きの異常性

少し長いですが、是非読んでほしいです。で、要は何を言っているのかというと、「日本のマスメディアは今の政治や首相のやっていることをちゃんと伝えていないよ!と海外メディアが言っていました。その通りだよね」ていう感じ。実際まあ、ほんとそうなんじゃないかなあと思いました。

首相である麻生さんが漢字の間違いをしたとき、世論は「あらやだ!首相になろうお方が漢字の読み間違えなんて!」となり、一方ネット上では「それくらいいいだろ!やることやってんだから!」と反論の声が聞こえてきたりもしました。当初それを端から見ていたときは、まあどっこいどっこいかなーと思っていたんです。ほら、漢字の読み間違えは注意すれば防げそうな感じですし、ネット上で声が上がったのは、麻生さんがどちらかというとネット住人に多い”オタク寄り”だったということもあってかな、と。

ただ、その後はホテルのバーで庶民の感覚がずれているだの選挙を伸ばしたら決断力がないだの、相手の揚げ足を取っては一斉に叩く。この時、なんか公平性が失われてきているんじゃないかなあと感じたわけです。

国民は世の中の情報を得ようにも、自力で獲得するには限度がありますから、やはりマスメディアに頼るしかないわけです。しかし、そのマスメディアが、ニュースを事実というよりもショーとして扱って、本来ニュートラルであるはずの情報を歪ませて伝えてきます。それだと、いくら正しい情報を得ようと頑張っても、どうしてもネガティブな感覚が頭に住み着いてしまう。

最近の政治の話題はもっぱら「自民vs民主」。特に小沢さんの秘書が逮捕されたことで戦局がわからなくなってきた、と煽り立てられています。まず、戦局ってなんでしょう?いがみ合っている場合ですか、と。この不況でやばい時に。アメリカを見てみると新しく大統領が選出され、不景気脱出のために国民が一つになって頑張ろう!というオーラがそこはかとなく伝わってきます(We Can Change がまさにそれ)。一方で日本は「選挙に勝つ」「誰々が献金を…」「○○が失言を…」と、そういった話題ばかり。もちろん、そうした原因を作っている側にも問題はありますが、そればかりをメディアで扱って、如何にも今の日本はだめですよーと伝えて感心を煽るというやり方は、あまり関心出来る物ではありません。

今は手を取り合って頑張っていくべきなのではないでしょうか。とりわけ、そうしたことにちゃんと取り組んでいる政治を応援していく力が必要なんだと思います。実際、麻生さんもやるべきことはちゃんとやっているはずなのに、一向に取り上げられないせいか、その評価は認められない一方です。もっと、何をやっているかをちゃんと知って、応援していけるような情報の流れを作っていけるよう、マスメディアの方々には頑張って頂きたいです。

(※もちろん行き過ぎはよくないのは十分承知。流れを作るというよりは、ありのままをわかりやすく伝えればよいだけ。それから物事を判断するのは国民のやるべきことなのだから)

たまにはまじめに論じてみました。それではまたー。