[東京グルメ] うどんが大好きな僕が文京区で伊勢うどんに出会った(二代目 甚八)

[東京グルメ] うどんが大好きな僕が文京区で伊勢うどんに出会った(二代目 甚八)

 いきなりだが、僕はうどんが好きだ。小さいころから、そばとうどんを選べと言われたら迷わずうどんを選んでしまうくらいに、好んで食べてきた。冷凍の讃岐うどんとか、最初から茹でてある袋めんのやつとか、鍋焼きうどんとか。いろいろ食べてきたけれど、最近お気に入りなのが伊勢うどん。実家からもらったことをきっかけに、すっかり虜になってしまった。

 そんな伊勢うどん。これまでインスタントのものしか食べてこなかった。が、こないだ東京を散歩していたときに、偶然伊勢うどんを出してくれるお店を見つけたので紹介したい。

文京区の住宅街に佇むうどん屋さん

 前回のエントリーで紹介した文京菊まつり。

[東京散歩] 文京菊まつりに行ってみたよ
 久しぶりに東京で研修があり、しかも翌日が休みだったものだから、飛行機に乗るまでのあいだに少し散歩することにした。何か催しがないかとネットで探してみたところ...

 一通り堪能し終えて湯島天満宮を出たのが10時半。飛行機の時間が16時だったので、まだまだ時間があった。文京菊まつり以外の目的はなかったので、とりあえずぶらぶらと文京区を回ることにした。

 目新しいものはなかったが、小道にあるちょっとした坂道とか、小学校沿いの道路の雰囲気とか。僕の中でグッとくる景色がいくつか見つかって、手に持っていたスマホで写真を撮った。

 そうしてぶらぶらと歩いていたところ、突然目の前に現れたのが「二代目 甚八」だ。

 時間は11時半。お昼ご飯にはまだ早かったが、のれんに見える「うどん」という言葉に惹かれて、迷わず店内に足を踏み入れた。

 客の入りはそこそこ。お昼前だからこれからだろうと思い、入り口左奥の席に座る。さて、どんなうどんが食べられるのかとメニューを見ると、そこには燦然と輝く「伊勢うどん」の名前が。お、こんなところで伊勢うどんに出会えるなんて。約420円。値段も悪くない。店員さんを呼んでこれを注文した。

ところで伊勢うどんって?

 伊勢うどんは、三重県伊勢市発祥のうどんのこと。かなり太いもちもちの麺に、たまり醤油をぶっかけて頂く。たまり醤油には鰹節やいりこなどの出汁が含まれ、具はシンプルにネギや天かすのみ。それ以上はあまりのせないらしい。

 僕がいつぞや実家に帰ったとき、母が「お土産でもらったの」と言って出してくれたのがその伊勢うどんだった。品名とかどこメーカーとかは忘れてしまったが、初めて食べるそのもちもち感、濃厚だけどしつこくないたまり醤油が勢いよく麺に絡み、あっという間に食べてしまった。それから母が何回か食事に出してくれて、すっかり虜になってしまったというわけだ。

まずは野菜ビュッフェで

 うどんを待っているあいだ、あわせて頼んだ野菜ビュッフェを楽しむことにした。いわゆる「顔が見える農家」との契約で、こだわりのサラダや惣菜が楽しめるという。

 キャベツの千切りは当然として、コールスローや大根や人参の煮物、もやしのナムルなど、5〜6種類の野菜が食べ放題だった。ドレッシングもいくつか選べたので、僕は辛味噌風味を手に取った。振る。かける。食べる。そしてむせた。ドレッシングをちゃんと振れていなくて、ラー油を大量に採ってしまったみたいだ…。

 口の中がヒリヒリするが、それを差し引いても野菜はとても美味しく、ちょっとした満足感が訪れた。外出や出張していると特に、野菜が不足しがちになるので、これはありがたい。

そしてお待ちかねの伊勢うどんが

 野菜を堪能しながらしばらく待つと、店員のおかあさんが伊勢うどんを持ってきてくれた。

 ネギとタレでまとめた鰹節とゆず皮が乗っているだけ。やはりシンプル。こうでなくちゃ。

 僕は伊勢に行って本場のうどんを食べたことがないので比べることは出来ないが、このうどんは間違いなく美味しかった。太麺の食感はもちろんのこと、たまり醤油の風味がやはり良い。野菜を挟みつつ食べても、しかし一瞬で無くなってしまった。おかわりいくか?いや、しかし…。そんな葛藤が僕を襲ったが、あまりがっつくのは良くないと思い、もう一回だけ野菜をおかわりしてごちそうさまをした。いつかまた来ようね。


まとめ

 そう言えば、このお店はなぜ二代目なの?とその時思い、あとで調べてみたところ、三重県亀山市に一代目(とは名乗っていないけど)があるみたい。さらに紐解くと、親元の会社は三重県鈴鹿市からえびすやと言う小さなうどん・そば屋さんを昭和49年に創業したのが始まりなんだそうだ(公式サイトより)。

 なーんだチェーン店か、と感じる人もいそうだけど、厨房を見ていた感じしっかりとした仕事ぶりを感じたし、若い方と年配の方がはっきり分かれた店員さんたちの、不思議と和やかな感じとか、とても居心地がよかった。とは言え、このお店は「狙って行く」ようなところではないと僕は思うので(悪い意味ではなくてね)、近くを通りかかった人は足を運んでみるといいかもしれない。

※食べログより店舗情報

二代目 甚八

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