[東京散歩] 文京菊まつりに行ってみたよ

[東京散歩] 文京菊まつりに行ってみたよ

 久しぶりに東京で研修があり、しかも翌日が休みだったものだから、飛行機に乗るまでのあいだに少し散歩することにした。何か催しがないかとネットで探してみたところ、文京区で菊まつりが開催していると目にしたので、さっそく行ってみることにした。さらにそこから文京区の周りを適当に歩いてみたので、何回かに分けてお伝えしたいと思う。

湯島に菊の花が咲いた

 菊まつりが開催されている場所は、文京区は湯島にある湯島天満宮。過去にも散歩で訪れたことのあるところだ。

 学問の神様で知られる、菅原道真公が奉られているこの神社。受験シーズンになると合格祈願をしに訪れる人が後を絶たないんだとか。

 この日はあいにくの空模様で、お昼頃まで土砂降りの雨が降っていた。この雨、そして気温も寒かったため、最終日とは言えどそれほど人もいないだろうと高をくくっていたところ、それなりに見物客がいたので驚いた(…と言っても閑散とはしていたが)。

菊まつりとは?

 なぜ菊まつりなのか?と思い調べてみたところ、文京区には「文京花の五大まつり」と呼ばれるものがあって、春から順に梅(2月)、さくら(4月)、つつじ(5月)、あじさい(6月)、そして菊(11月)と、それぞれの花の見頃時期に祭りを行っている模様。この菊まつりも、菊栽培に一目ある方々が、自慢の菊を展示している。

 菊というと何となく、お葬式、故人への餞(はなむけ)としてのイメージが僕はあるのだけど、花言葉は「高貴」という名の通り、皇室の紋として使われていたり、園遊会で菊を観賞するなど、気高い華として全国の愛好家に人気があるようだ。実際棚に並べられた菊は、終わりかけのせいか多少へたっているものもあったけれど、それを差し置いても立派な姿を見せていた。

様々な仕立ての様式

 今回の展示を見るまで知るよしもなかったのだけど、菊の飾り方というか、仕立ての様式がいくつかあって、千輪咲き、三段仕立て盆養、ダルマづくり、福助づくり、懸崖づくりなど様々。特に懸崖づくりは、その全体を形取るには、それなりの技術が必要なんだとか。深い…。

菊人形

 また、菊独自の様式として「菊人形」がある。体(または服装)を菊で彩った人形であり、歴史は古く江戸時代後期から作られてきた。この菊まつりでも必ず菊人形が展示されることになっており、今回は大河ドラマでやっている「おんな城主 直虎」をモチーフに作成されていた。(ちなみに僕はこのドラマを見ていないので、雰囲気が似ているのかいないのかは、よくわからなかった。。)

 他にも、ちょうど七五三シーズンなので、どこかの着飾った子供たちが親に連れられて写真を撮られていたり、ちょっとした庭園を眺めたりと、雨ながら見応えのある観光となった。

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まとめ

 まつりと言いながら渋すぎる印象のあるこの菊まつり。過去につつじまつりにも行ったことがあるのだけど、それにも増したしっとりさ…というか、静かさがあった(雨のせいかもしれないけど)。残念ながらこの菊まつり、見に行った日(11/23)が最終日だったので、もし見てみたいと思った人は来年まで待って欲しい。万人におすすめ!なんて口が裂けても言えないが、菊という花に正面から向き合ってみたい…なんて感じてしまったら、見てみると少し幸せになれるかもしれません。

▲庭園はいいぞ